変形性股関節症の治療法には、保存療法と手術療法とが有りますが、自部の幹細胞を使った再生医療という手法も有ります。これは健康保険が適用されない自己診療となるのですが、それでも一つしかない右股関節を切除することを考えると、どうしてもトライしてみたいと思いました。
そしてその結果は、、、治りませんでした。 でも、それで人工股関節手術を受けることを決心できました。
私が受けた再生医療
変形性股関節症は、股関節の軟骨が薄くなり、骨盤と骨頭の骨同士が接触し、痛みや骨の変形が発生します。私が受けた再生医療は、自分の幹細胞を採取培養し、注射器で股関節内に入れるというものでした。病院から受けた治療の説明は、変形性股関節症が治る確率は65%という話でしでた。この時、何とか自分も65%の中に入れないものか と思っていました。
使用する幹細胞ですが、お腹を2針ほど切って脂肪を採取しています。これを培養で増やしてから注射器で股関節内部へ入れて、股関節の軟骨を再させる という画期的な治療法なのです。 ”治れば”の話ですが、、、
この再生医療ですが、法律に従って厚生労働省へ届け出したクリニックで治療されており、私が再生医療を受けたクリニックでは、幹細胞培養後の凍結保存が無く、生きた幹細胞の数が多い、特殊な注射針先端をエコーを見ながら股関節の隙間部分に入れて幹細胞を入れえるため軟骨部分に届き易い などの特徴が有りました。
注射は、3回行いまして、その費用は、細胞採取など基本的料金が100万円、培養して注射1回あたり100万円、それら合計の消費税10%となりました。
その結果は、、、、残念ながら治りませんでした。
再生医療を受けて思ったこと
お金はかかったが、受けて良かった
再生医療に支払った費用は、440万でした。そして股関節の痛みは、残念ですが治りませんでした。でも、今は治療を受けて良かったと思っています。再生医療では治らないという結果を確認できた結果、もう自分には人工股関節手術しか無いのだという決断ができたからです。そして、今ではその人工股関節を使ってテニスやスキーが出来ているからです。
これはCTAサンプルです。
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